[電気仕掛けの箱庭]なぜ海外のプレゼンスプロバイダを利用するのか?

[ここ「ラボ」ができる前(2000年頃)、メモ代わりに運用していた「電気仕掛けの箱庭」の記事を移転・一部現在にあわせて改変。]

ネット草創期の頃、プレゼンスプロバイダは海外のプロバイダが主流でした。一番の理由は安かったからです。トラブルの時の交渉や、その他のことを考えると、国内のプロバイダの方がいいのですが、何せ安かったので。当然、サーバーはアメリカにあるので、情報は太平洋の底にある光ファイバーを通って、入ったり来たりするのですが、距離がかかっている割合には、国内のサーバーにアクセスするものに比べて、アクセスが遅いと言うことはありませんでした。逆に、当時は、国内のプロバイダの回線が貧弱だったので、アメリカのサーバーにアクセスした方が早いということも多々ありました。今でも、そんなに体感速度が大きく違うということはないと思います。

国内のプロバイダでも、サービスの内容と価格に納得できたら、問題ありません。むしろ、先に言いましたように、トラブルの時などを考えると、国内の方がよいかもしれません。ただし、当時はそんなに多くの国内のプレゼンスプロバイダがあったわけではなく、アメリカの方が安かったです。

また国内のプロバイダの場合、アメリカのプレゼンスプロバイダのリセラーがほとんどでしたので、そのような場合は、本家のアメリカのプロバイダと直接契約した方が、安く上がるといったことも理由の一つでした。リセラーというのは、プレゼンスプロバイダから大きなディスクエリアあるいは、サーバー丸ごと借りて、それを小売りにする業者のことです。マージンを上げなければならないので、当然価格は高めになります。ただ、プレゼンスプロバイダ側にしてもまとめ買いしてもらっているようなものなので、リセラー向けの価格は、一般個人向け価格に比べると安くなっているはずで、それを利用して利益をいかにして上げるかは、リセラーの腕次第といったところです。代理店といった感じのものです。

今では、国内にも多くのプレゼンスプロバイダがいて(リセラーなのも、リセラーでないのも)、いろんなサービスを提供していて、有料、無料ありますので、自分に合ったもの選ぶと良いと思います。いつの時代でも悪徳業者もいますので、そういうものだけにはひっからないよう注意しなければいけません。