[ここ「ラボ」ができる前(2000年頃)、メモ代わりに運用していた「電気仕掛けの箱庭」の記事を移転・一部現在にあわせて改変。]
さて、自宅からネットへアクセスするためのアクセスプロバイダを変更して、ネット環境をさらに快適なものへ替えた頃、ホームページに使用していたプレゼンスプロバイダも、物足りなくなってきていました。当時のホームページののっかていたDIGIWEBの提供するサービスの内容は、ホームページ用エリア20MB。こんだけあれば、10年くらいは持つと思っていた最初の予定に反して、足りなくなってしまいました。原因はホームページに使った写真などの画像ファイル。サッカーの応援ページだから、サッカーの試合の様子などの写真をどっかどっかと載せて行ったのですが、そのおかげで、使用容量が伸びる伸びる。
当時は、まだ、現在では一般的なJPEGが充分普及しておらず、画像は基本的に全てGIF形式。イラストや図などはそれでも良かったのですが、やはり写真はGIFだとサイズがどうしても大きくなりがち。その上、ネットの回線の太さが今より細いと来ている。そのため、どうしていたかというと、アルバムのように写真を一杯載せるページの場合は、小さな画像(サムネイル)だけをのせて、よく見たい人だけが、その画像をクリックしてより大きな画像を見ると行った感じ。この結果、1枚の写真を載せるのに、小さな画像と大きな画像のファイルの少なくとも二枚は最低載せなくてはならず、それも全体の容量を押し上げた要因となりました。
さて、ディスク容量が足りなくなりそうだったので、何とかしなくてはならなくなったわけですが、どうしたかたというと、二つ目のプレゼンスプロバイダと契約したのでした。既に契約していたDIGIWEBに二つ目のアカウントを新たに契約しても良かったのですが、いろいろさがした結果、違うところと新たに契約することにしました。別のプロバイダの提供する内容はというと、ディスク容量、月間データ転送容量に上限なし(すなわち無限ということ)、これで月10ドル。ただしCGIなどはいっさいダメ、といったもの。もともと、メインはDIGIWEBにして、もう一つのプロバイダはサブという位置づけだったので、CGIが使えないといった致命的とも思える条件も問題なし。トップページのURLはそのままDIGIWEBに、CGIによる掲示板ページなどもDIGIWEBに。容量を食う、写真ファイルの多いコンテンツ(観戦記や小話など)を新しいプロバイダにといった風に使い分けることにしました。
トップページのURLは従来と変わらす、その下のコンテンツがものによって、違うサーバーに載っかっているといった状態でしたが、お互いにリンクで行き来するわけで、アクセスしている人はそんなに気がつかなかったようです。時々、どちらかのサーバーが落ちることなどがあって、あるコンテンツはアクセスできるのに、別のコンテンツはアクセスできないといったことも結構おきましたが(^^)。