[電気仕掛けの箱庭]ホームページって何?

[ここ「ラボ」ができる前(2000年頃)、メモ代わりに運用していた「電気仕掛けの箱庭」の記事を移転・一部現在にあわせて改変。]

もうすでに、インターネットにアクセスしている人には、説明不要の言葉ですので、説明するのもなんなんですが。ホームページというのはインターネットの中のサービスの一つで、テキスト、画像、動画、音声などが表示され、ブラウザを通してみることの出来るページのことです。

本来の意味は、いろんなページへのリンクが張ってあって、そこから常に自分がネットサーフィンを始めるホームのようなページという意味でした。しかし、インターネットが爆発的にブームになった際に、WWWサービスで提供されるページを意味する言葉として定着していまいました。

netsurf

だから、そのことを知って知らずか、使い分ける意味でウェブ・ページという呼び名を使う人も多いですね。ホームページという言葉が、本来の意味とは違う用法で使用されるようになった頃は、よく、古くからネットを知る人が、ホームページの用法が違う、と指摘することも多かったですが、言葉は常に意味が変わっていくものだから、そんなのどっちでもいいのに、と思ったものでした。

個人的には、ホームページというのは、インターネットという道路に面した所に貼ってある壁新聞みたいなものだと思っています。各サイト全体をお店に例えれば、ショーウインドウみたいなものかもしれません。そのため、通りを歩く人は誰でも見れますし、興味がわけば、お店の中に入ることもできます。

ただ、壁新聞と違うところは、ホームページがハイパーリンク構造であると言うことです。ハイパーリンクというの、別のページにリンクが貼ってあることで、そこをクリックする事によりあるページから違うページに簡単に飛んでいけます。このリンクをたどって、どんどん飛んで行けてしまう構造のことをハイパーリンク構造といいます。その行為を例えて、ページを見ることをネット・サーフィンとか呼んだりします。

WWWという言葉も、World Wide Webの略語で、翻訳すれば“世界規模の蜘蛛の巣”という意味です。この蜘蛛の巣というのは、ハイパーリンク構造のことを指しており、各ページがそれぞれリンクでお互い結ばれており、全体で見ると蜘蛛の巣のようになっていることから来ているのだと思います。

ホームページの厳密な意味や用法を知らなくても、今見ているページがそれなので、イメージで理解できていれば全く問題ないですね。

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