全ての情報は一カ所にまとめなさい

「情報は1冊のノートにまとめなさい」という本が、よく売れているらしい。実際、自分も買って読んだ。その考えには同意するところも多いが、実際は少し違うのではとも思う。個人的には、

「全ての情報は一カ所にまとめなさい

でも その入力の窓口は多いにこしたことがないし、

できれば出力の場所も多い方が便利だ」

なのではないかと思う。

入力されたものは一カ所にある方が、使いやすいし管理しやすい。でも、そこに入力する方法が1つだったり、一つのものしかないと非常に不便だ。

文具であるメモ帳の利点は、その手軽さと、身軽さ。だれでも簡単に使えるし、どこにでも持って行ける。たいていの場合、安い。でも、メモを常に持ち歩かなければならないし、手書き以外の入力情報には弱い。最近とみに多くなったパソコンからの情報をいちいち書き込んでいたりしたら、めんどくさい(プリントアウトするという手段はあるが)。ばらして再構築できるという点では、システム手帳が対応しているが、その手帳自体を常時携帯しておく必要があるという点では、同じだ。実際、システム手帳を使ったこともあるが、入力するための方法が手書きしかないというのが、結局やめるきっかけになった。

また、以前Palmがでた頃、喜んで購入したが、直ぐ使わなくなった。Palmは歴史上、有名なPDAデバイスだ。非常に便利なのだが、常時入力できるようにするためには、Palmを常に携帯しなければならない。母艦であるパソコンからの入力も可能だが、自宅か職場の机の上に一台あるきりだ。メモや情報を参照するという点では非常に便利であったが、入力するという点において、枷をはめられたようで、非常に使いづらかった。要するに、当時は、今の携帯のようにPalmをポッケに常時携帯してはおらず、またパソコンの前に常時いる事など不可能だからた。また、日本語入力に難があったのも見逃せない。

いづれにしても、多くの情報、多くの種類の情報を入力し集めるためには、多くの窓口が必要だし、1箇所にまとめる方法が簡単でなくてはいけない。

ところで、反対に入口はどれくらいあればよいのだろう。それには入ってくる(整理したい)情報を列記してみるとわかる。人によって違うと思うが、例を挙げると、

  1. 手書きメモ
  2. ホームページなどからの切り抜き
  3. 配付資料(Word、PDFなど)
  4. 音声(携帯、音声レコーダー)

それぞれの入力の窓口はというと、

  1. 手書きメモ(従来型のメモ帳、ノート)
  2. ホームページなどからの切り抜き(パソコン)
  3. 配付資料(Word、PDFなど)(パソコン)
  4. 音声(携帯、音声レコーダー)(携帯やパソコン)

結局、これらの情報が。入力方法や場所が違っていても、一カ所にまとめられればすごく便利なわけだ。どのデバイスから入力されても、1カ所にまとめられればいいわけだ。

そうすると、現在の時点では、クラウドサービスやネット越しの同期サービスしかないということになる。様々な入力の窓口から入力した情報が1つにまとめられ、同期された場合は複数の場所にそれが存在することになる(パソコンがある場所、スマートフォンなどがつながる場所など)。一応上記の1〜4の情報についてはすべて対応できる。欠点はメモ帳などにくらべると、コストがかかる点であるが。

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奥野 宣之

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