ManageWP:複数のサイト管理用オンラインユーティリティ

「ManageWP」は、サイトを複数運用している人に便利な機能を提供してくれる。Wordpressのマルチサイト機能のようなもので、一括管理が出来るようになる。
ManageWPのサイトでの提供サービスとプラグインを組み合わせて機能する。そのプラグイン名は、ManageWP worker。

日本語での紹介記事は少ないが、下記の様なもの。

【ManageWPの紹介記事】

コンサドーレの応援サイトであるコンサデコンサでは、複数のサイトをWordpressで機能させている。

  • コンサデコンサ本宅
  • CSオーガナイザー
  • CSアニュアル
  • CSプレイヤーズ
  • CSレキシコン
  • CSリンクス
  • ラボ
  • トライアル
  • 管理室

以前から、それぞれが独立していることに管理上の不便を少しは感じていた。例えば、プラグインなどのアップデートの際は、全てのサイトにログインを繰り返して管理しなくてはいけない。そうした中、Worpdressで、マルチサイト機能が実装された。やった、と思ったものの、これは既存のサイトは統合できない。そうした中での、ManageWPである。

WordPressのマルチサイト機能とMangeWPの比較は以下の通り。

WordPress ManageWP
運営 wordpress.org Prelovac Media
対象プラットフォーム WordPress WordPress
スタイル マルチサイト機能 プラグインとオンラインサイトサービス
長所 WordPressにデフォルトで組み込まれている。無料。 既存のサイトを好きなときに統合管理できる。機能が豊富(ユニークな機能有り)。
短所 ディレクトリが異なる場合、新規サイトのみ統合が可能で、既存のサイトはマルチサイト機能に統合できない。サブドメインの場合は既存サイトでも可。 有料サービス(3コース有り)。

MangeWPの機能は以下のようなもの。基本的にmanageWPのサイトで作業をおこなうことになる。

  1. Manage:マルチサイト機能。プラグインの管理やサイトアクセスが一箇所で出来る。
  2. Monitor:各種モニタ機能
  3. Optimize:SEOやGoogleAnalyticsなどの管理
  4. Backup:バックアップ機能の管理。手動/自動。SQLデータ部分だけでなくサイト全体のバックアップ機能も有り。DropBoxとの連携など。
  5. Deploy:クローンサイトを一発で作成することが出来る。
  6. Publish:原稿の作成、投稿などの管理。各ブログでも従来通りできるが、manageWP上でも、投稿ページの作成・投稿が出来る。
  7. Secure:セキュリティ機能

(1)が一番重要なのだが、(4)も魅力的。(5)のクローン機能は非常にユニーク。
とりあえず、有料なのだが、コンサデコンサの管理に導入して見ることにした。