[電気仕掛けの箱庭]RIMNETを選んだ理由

[ここ「ラボ」ができる前(2000年頃)、メモ代わりに運用していた「電気仕掛けの箱庭」の記事を移転・一部現在にあわせて改変。]

95年に、自宅で個人としてはじめて契約したプロバイダが、RIMNET。

当時、アクセスプロバイダとして、RIMNETを選んだのは、全国展開しているプロバイダがRIMNETしかなかったというのが一番の理由です。将来、どこに転居するかわからないし、引っ越してもメールアドレスとか変えなくて住むから便利という考えがあったためです。結局は、その後、いくつかの理由で、プロバイダは代えることになるんですけど。

ただ、最初のプロバイダがRIMNETだったのは、ホームページ制作の面から見るとかなりラッキーだったと思います。というのは、RIMNETは、ホームページ制作の上での、技術的制約が少なかったからです(ほとんどなかった)。当然CGIの利用を許可されていました。CGIの説明は別ページで、そのうちしますが、CGIは、掲示板やチャット、ゲストブックなど、俗にいうインタラクティブなページに必要なプログラムを稼働させるためには必須なものです。当時は、サーバーに負担がかかるのと、セキュリティ上の問題から、使用を許可していなかったプロバイダがほとんでした。そのような所では、掲示板やチャット、ゲストブックなどは稼働させられませんでした。RIMNETでは、さらにSSIも利用可、UNIXのシェルも利用でき、凝ったプログラムを走らせることが出来る環境が整っていました。

また、RIMNETが個人向けプロバイダの先駆けだったことと、これらホームページ利用での技術的制約が緩かったこともあり、草分け的なパワーユーザーが多くいたのも、ラッキーでした。いろんなノウハウについて聞くことが出来ましたから。そんなわけで、最初の頃は、結構、無茶もやってましたし、多くのノウハウを得させてもらったと思います。学校でコンピューターのことを学んでいたわけではないので、ホント助かりました。でも、設置したプログラムがうまく動かなかったりしたのは日常茶飯事で、五里霧中の中、手探りでなんだかんだやっていたんですけど。この時の経験は、その後のページ制作に大きく役立つことになります。

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